生物学的製剤「シンポニー」の特徴

2017/11/07

治療

2017年10月時点で、生物学的製剤は7種類あります。今回は、生物学的製剤の1つ、シンポニー(一般名:ゴリムマブ)について詳しく紹介していきます。

シンポニーの特徴を簡単に

ヒト由来のたんぱく質で作られている
TNF阻害薬
医療機関にて、4週に1回の皮下注射。定期通院する感覚で治療できる。
有効性が不十分な場合、増量が可能。
メトトレキサート(MTX)と併用しても、しなくても使用できる
 ※有効性の差が大きいので出来る限り併用する

 

シンポニー(一般名ゴリムマブ)は、日本では2011年に承認された生物学的製剤です。レミケードやヒュミラと同じ抗体製剤、完全ヒト型抗体です。

シンポニーの作用のしくみ

シンポニーはTNF阻害薬の一つです。炎症の元となるTNFαを抑えるだけでなくTNFαを作り出す細胞を壊す力も持っている抗体製剤です。

 

シンポニーの使い方

1カ月に1回の投与

1カ月(4週)に1回の診察時に注射することができます。在宅での自己注射は選べません。医療機関で行う皮下注射なので、注射が苦手な人にも比較的受け入れやすい製剤だといえます。

 

状態に応じて投与量を選択できる

皮下注射製剤でありながら、投与量の変更(50mg or 100mg)が可能なのもこの製剤の大きな特徴の一つです。状態に応じて標準用量の倍量である1100mgに増量して使用することが可能です。

 

メトトレキサート併用で効果が高まる

MTXの服用は必須ではありませんが、併用すると効果が高まります。

 

 

生物学的製剤は薬の種類によって使い方、投与方法が異なります。

ご自身のライフスタイルに合わせて、継続しやすい方法・薬剤を医師と相談しましょう。

この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック