DAS28・SDAI・CDAIで分かること

2017/10/19

治療

 

高血圧症では血圧を測り、糖尿病では血糖を測定して病状を知りますよね。関節リウマチの病状を知るためには「DAS28」「SDAI」「CDAI」などの疾患活動性評価を用いるようになってきました。今回は、これらの疾患活動性評価がどのように役立つのか説明していきます。

 

症状の強さが分かる

関節の痛みや腫れ、体調、血液検査(CRPや赤沈)・・・など、関節リウマチの症状は日々変動するものです。症状の変動に合わせて、疾患活動性評価も変動します。

大まかな考え方としては、症状が軽く寛解に近づくほどDAS28SDAICDAIの値は小さくなります。

 

関節リウマチの疾患活動性の指標

治療の効果が分かる

 

治療前後の疾患活動性評価の数値を比べることで、現在行っている治療の効果を客観的に判断することができます。服用している薬があれば、そのお薬が効いたのか・効かなかったのかが判断できるということです。

 

疾患活動性評価の数値が下がっていれば効果があったと分かり、数値が上がっていれば治療を見直す必要がでてきます。

 

疾患活動性評価の算出は総合的に行われる

 

疾患活動性評価は患者さんの自己評価(体調が良い、今までで1番悪い、いつもと変わらない・・・など)に加え、関節を触診して痛みや腫れを調べたり、血液検査(CRPやESR)の結果を組み合わせ、特定の計算式を使って算出するものです。

 

DAS28、SDAICDAIの算出方法についてはこちらをご覧ください。

 

 

ぜひ、主治医に活動性の評価をしていただき、自分の疾患活動性を知るようにしましょう。治療は受け身ではなく、患者さんが主役となり積極的に取り組むことが大切です。

 

 

この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック