生物学的製剤「ヒュミラ」の特徴

2017/11/06

治療

今回は生物学的製剤の1つ、ヒュミラ(一般名:アダリムマブ)についてご紹介したいと思います。どんな薬なのか詳しくみていきましょう。

ヒュミラの特徴を簡単に

ヒト由来のたんぱく質で作られている
TNF阻害薬
皮下注射
在宅自己注射ができる
2週間に1回の投与
メトトレキサート(MTX)と併用しても、しなくても使用できる
 ※有効性の差が大きいので出来る限り併用する

 

ヒュミラは日本では2008年に承認された生物学的製剤です。エンブレルと同じくTNF阻害薬でヒト由来のたんぱく質で作られた製剤です。海外の治療成績では、レミケードと同様の寛解率や、エンブレルと同様の長期効果が示されています。

 

ヒュミラの作用のしくみ

ヒュミラははTNF阻害薬の一つです。炎症の元となるTNFαを抑えるだけでなくTNFαを作り出す細胞を壊す力も持っている抗体製剤です。

 

ヒュミラの使い方

 

在宅自己注射が可能

皮下注射製剤で、自己注射も可能です。

 

2週間に1回で済む

同じTNF阻害薬であり皮下注射のエンブレルは、週12回の注射が必要ですが、ヒュミラは2週間に1回で済むことが特徴です。

 

メトトレキサート併用が望ましい

メトトレキサートの併用は必須ではありません。

ですが併用することでヒュミラの効果が高まるので併用が望ましいとされています。

 

 

生物学的製剤は薬の種類によって使い方、投与方法が異なります。

ご自身のライフスタイルに合わせて、継続しやすい方法・薬剤を医師と相談しましょう。

 

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック