健康食品・民間療法との正しいつきあい方

2017/08/23

治療

治療がうまくいかなかったり、病気の先行きが見えない時に、健康食品や民間療法が気になる人もいるかと思います。健康食品や民間療法にはリスクがあることも知っておきましょう。

費用が高い

医師が処方する医薬品の中にも高額なものはありますが、それには根拠があります。しかし健康食品や民間療法は、販売方法に違法性がない限り、たとえ原価の数百倍の価格をつけたとしても問題にはならないのです。

健康食品でも副作用が起きることがある

健康食品には副作用がないと考えている人がいますが、食品でも過剰に摂取することで副作用が起きることがあります。「天然のものだから安心」「たくさん摂取した方が効果がある」のような考えは危険です。

そして健康食品は、医薬品ほど厳しい審査・報告義務がないため、不純物が含まれていたり、表示されていない成分が含まれているとしても確かめようがないのです。

薬と併用することで副作用のリスクがある

健康食品の成分と、現在使っている医薬品の成分が影響し合い、問題になる場合があります。

例えば、免疫抑制薬のメトトレキサート(葉酸を抑える薬)を飲んでいる患者さんが、葉酸がたくさん含まれたジュースを気付かずに飲みつづけてしまい、症状が悪化してしまった!ということがあります。

アレルギーの危険性

アレルギーはさまざまな原因で起こります。健康食品がきっかけになるケースもみられるので注意しなければなりません。

利用する場合は、医師に相談を!

このように、健康食品などの民間療法にはリスクがあるのです。どうしても利用したい場合は、医師に相談することも大切です。問題点を理解した上で、冷静に選択するようにしましょう。

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック