SH基剤は、リウマトイド因子を分解する

2017/08/25

治療

抗リウマチ薬には、「金製剤」「SH基剤」「サルファ剤」「免疫抑制薬」「生物学的製剤」の5タイプがあります。今回は「SH基剤」のしくみや特徴について紹介します。

リウマトイド因子を分解して炎症を抑える

SH基剤は血液中のリウマトイド因子を分解し、リウマチ反応を下げるように働きます。そのため炎症が抑えられます。

また、マクロファージからT細胞への情報の流れを阻止し、免疫の働きを抑える作用もあります。効果が出ると関節炎が治まります。効果がでるのは金製剤よりも早く、服用を始めて1ヶ月半位から現れます。

 

種類

●D-ペニシラミン
副作用の頻度が高く、最近は使われていません。

 

●ブシラミン
日本で開発された薬で、比較的よく使われます。

 

使い方

ブシラミンには50㎎と100㎎の2種類があります。通常は1日50~200㎎を内服します。

 

副作用

消化器症状(吐き気、嘔吐、下痢)、皮疹、口内炎、腎障害は比較的多くみられます。まれに間質性肺炎が起こることがあります。

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック