速効性がある!関節内注入法(ステロイド治療)

2017/09/11

治療

関節リウマチのステロイド治療には、錠剤を服用したり、筋肉注射をする他に、少量を関節に直接注入する方法もあります。これが「関節内注入法」です。

30分以内に痛みが治まる!

関節内注入法は、痛みが強く、日常生活が困難な場合や、痛みを早く止めたい時などに行います。速効性があり、痛みは注射後30分以内におさまり、効果は12週間つづきます。

以前は、ひじやひざなどの比較的大きな関節への注入が中心でしたが、関節リウマチ早期に手の指など小さな関節に行うこともあります。

注射1回ごとの間隔は、1ヵ月以上あけること

ステロイド薬の関節内注入法は、頻繁に行うと副作用が起こります。1回ごとの間隔を1ヵ月以上あければ、副作用は少ないとされます。

専門医に相談しながら注射を受けるようにしましょう。

 

ステロイド薬の副作用について詳しくはこちら

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック