リウマチ体操:肩編
2017/11/21

自分でできるリウマチ体操をご紹介します。今回は、肩の体操です。
痛みが強い状態で無理をして動かすと、関節に負担がかかり症状が悪くなってしまうこともありますので「無理なく、動かせる範囲」で行いましょう。
肩の運動
●痛みがある程度治まっている時に行う。
●動作はゆっくりと。勢いや反動はつけずに行う。
●体操と体操の間は、深呼吸でリラックス。
●それぞれ10回ずつ、1日2度を目安に。
肩の運動Ⅰ
背筋を伸ばしてたらした腕を前へ後ろへと伸ばします。
肩の運動Ⅱ
たらした腕を外側へ伸ばし上げます。
肩の運動Ⅲ
両手を体の横につけ、力を抜いて、肩を上げ下げします。
肩の運動Ⅳ
ひじを伸ばしたまま、両腕を少し開いて、手のひらを前後に返します。
肩の運動Ⅴ
ひじを曲げ、肩を内側⇒外側へ回します。
肩の運動Ⅵ
手を肩から背中の方に回し、できるだけ下の方に伸ばします。
肩の運動7
手の甲を背中の肩甲骨(けんこうこつ)の間におき、つよく押します。
肩の関節は、手指や手首についで関節リウマチでおかされやすい部分です。
関節リウマチの痛みによって関節が動かしにくくなると、周囲の筋力が低下し、動かせる範囲も狭くなってしまいます。リウマチ体操を取り入れ、機能を維持していきましょう。