あお向けで行うリウマチ体操:腰・ひざ・股関節の運動
2017/11/20

自分でできるリウマチ体操をご紹介します。今回は、あお向けでできる体操を集めました。毎日少しずつでもつづけることが大切です。
あお向けで行う体操
●あお向けで行う体操は下肢の運動に最適。
●多少の痛みは、がまんして行いましょう。運動後2~3時間で痛みがやわらぐ位がちょうどよいです。
●痛みが翌日まで残る場合は、やりすぎです。運動量を半分にしましょう。
腰の運動
ひざを曲げて、腰を上げた状態で3~5秒間、そのまま保ちます。
ひざ・股関節の運動Ⅰ
下記のA・B・Cの動作(右足バージョン)をそれぞれ左足でも行い、左右交互に3~10回くりかえしましょう。
運動A
足先を開きぎみにして、あお向けになります。右足を伸ばしたまま、少し浮かせてかかとを固定させ、その状態でつま先を内側・外側へ回します。
運動B
右足を伸ばしたまま、ひざに力を入れて、ひざの裏側を床に押しつけ3~5秒間停止します。
運動C
右足をのばしたまま持ち上げ、3~5秒間そのまま保ち、ゆっくり降ろします。
ひざと股関節の運動Ⅱ
下記のD・E・Fの一連の動作(右足バージョン)を左足でも行い、左右交互に3~10回くりかえしましょう。
運動D
あお向けに寝て、左足のひざを立てて右足を伸ばします。
運動E
右足をゆっくり上半身の方へ引き寄せます。
運動F
その状態から右足を上に向けゆっくり伸ばし、静かに降ろします。
あお向けでできるリウマチ体操をご紹介しました。
関節や筋肉の動きが弱っていくのを防ぎ、現在残っている機能を維持するためには、運動を集患づけることが大切です。毎日動かしていると、ちょっとした体の変化にも気づきやすくなります。リウマチ体操を日常に取り入れてみてくださいね。