リウマチ体操:腕・ひじ編
2017/11/13

自分でできるリウマチ体操をご紹介します。今回は、ひじの体操です。
痛みが強い状態で無理をして動かすと、関節に負担がかかり症状が悪くなってしまうこともありますので「無理なく、動かせる範囲」で行いましょう。
ひじ・腕の体操
●痛みがある程度治まっている時に行う。
●動作はゆっくりと。勢いや反動はつけずに行う。
●体操と体操の間は、深呼吸でリラックス。
●それぞれ10回ずつ、1日2度を目安に。
ひじ・腕の運動Ⅰ
下記の(A)⇒(B)を繰り返します。
図A
ひじを机につき、腕をまっすぐ前に伸ばして下ろします。机などの上に手の甲をのせます。
次に手を返して、ひじ、手のひらを机にぴたっとつけます。
図B
机の上に腕をおいたまま、手のひらを上向きにして引き上げ、下げます。
ひじ・腕の運動Ⅱ
下記の(C)⇒(D)を繰り返します。
図C
ひじを机につき、腕をまっすぐ前に伸ばして下ろします。
図D
手のひらが口に届くまでひじを曲げ、次に前へ伸ばします。
リハビリテーションは補完的なものと考えられがちです。たしかにリハビリだけで病気が治ることはありませんが、他の治療と並行して行うことで良い効果が現れます。日常動作の不自由さを防ぐために、非常に重要な役割を担っているのがリハビリです。