リウマチ患者さんの5人に1人が合併するシェーグレン症候群

2017/08/24

症状

関節リウマチに合併しやすい病気の1つとして有名なのが「シェーグレン症候群」です。いったいどんな病気なのかみてきましょう。

関節リウマチ患者さんの約20%がシェーグレン症候群

シェーグレン症候群の原因は不明ですが、発病には自己免疫が関わるとされ、膠原病の1つです。関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど、他の膠原病と合併することが多く、シェーグレン症候群の約半数が他の膠原病もともなっています。関節リウマチとの合併は非常に多く、リウマチ患者さんの約20%がシェーグレン症候群を発症します。

眼や口の乾きが特徴的な症状

シェーグレン症候群は涙腺や唾液腺に炎症が起こる病気で、涙やつば(唾液)が出ににくなります。そのため症状としては、眼の乾き(ドライアイ)や口の乾き(ドライマウス)が起き、それに伴い角膜に傷がついたり、虫歯になりやすくなります。唾液腺の炎症が激しくなると、耳の下(耳下腺)が腫れることもあります。

食べにくさを感じたり、眼がゴロゴロするといった症状が現れた場合は、検査を受けることが大切です。

合併症を予防・早期発見するためにも定期的に通院を

関節リウマチは、シェーグレン症候群以外にもさまざまな合併症が起こる可能性があります。合併症の予防や早期発見のためにも、関節リウマチと診断されたら医師の指示通りに通院し、検査などで定期チェックを行うことが大切です。

この記事のタグ

この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック