食事のポイント:貧血と免疫機能に大切な鉄

2017/09/20

生活

関節リウマチの患者さんが食べてはいけないような食品はありません。偏った食事を避けて、バランスよく栄養をとることが大切です。今回は、貧血予防、免疫機能の維持に大切な「鉄」を含む食品についてご紹介します。

関節リウマチ患者さんは、鉄不足になりやすい

関節リウマチによって慢性的に炎症が起きていると貧血が起きやすくなります。その他にも、鎮痛薬やステロイド薬の副作用によって消火器に潰瘍や出血が起き、貧血が起きている場合もあります。

鉄分が不足すると免疫機能も低下してしまうので、食事には鉄を含む食品を取り入れていくようにしましょう。

鉄分摂取のポイント

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、体内吸収率が異なります。ヘム鉄の体内吸収率が約1525%なのに対して、非ヘム鉄は約25%と低くなります。非ヘム鉄も、ビタミンCや動物性たんぱく質といっしょに摂ることで、吸収率が高くなります。

ヘム鉄を多く含むのは、肉の内臓(レバー)や魚の赤身などです。

 

鉄を多く含む食品
◇豚レバー、鶏レバー、牛レバーなどの肉類
◇魚の赤身
◇小松菜
◇切り干し大根
◇納豆
◇高野豆腐

 

ビタミンCを多く含む食品
◇アセロラ、グアバ、柿、キウイフルーツ、苺 などの果物類
◇赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、にがうり などの緑黄色野菜

 

良質のたんぱく質を多く含む食品
◇魚介類
◇肉類
◇卵
◇大豆食品
◇乳製品

 

どんな食品も、過剰な摂取はよくありません。

さまざまな食品をバランスよく摂取していきましょう。

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック