妊娠と薬情報センター

2017/10/12

妊娠・出産

関節リウマチに限らず、お薬を服用している方は妊娠への影響など不安があるかと思います。今回は、相談窓口の1つとして「妊娠と薬情報センター」をご紹介します。

妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター内)

妊娠中や妊娠希望の方の、お薬の相談ができる

「妊娠と薬情報センター」は「妊婦さん・ 胎児に対する服薬の影響」に関する相談・情報収集を行っている機関です。

 

持病でお薬を飲んでいるが、妊娠しても赤ちゃんに影響はないか、のご相談

妊娠していることを知らずに、お薬を飲んでしまった場合のご相談

 

など、妊娠中の方や妊娠を希望している方の、お薬の相談ができます。

 

引用

 

事業の概要を簡単に教えてください

 

厚生労働省の事業として2005年に開設し、妊娠中の方・妊娠を計画中の方のお薬に関するご相談を承っております。また一方で、将来さらに充実した情報提供ができるように、皆様の服薬状況や妊娠経過を日本独自のデータとして集め、検討していくことも考えています。

妊娠と薬情報センター:よくある質問

3通りの相談方法がある

「妊娠と薬情報センター」の相談方法は、3通りあります。

 

1:電話での相談

風邪薬・胃腸薬・痛み止めなどのお問い合わせの多い薬について相談することができます。

 

2:「妊娠と薬外来」での相談

全国に46カ所あります「妊娠と薬外来」での相談です。妊娠と薬の専門医が相談に応じます。

 

3:主治医のもとでの相談

妊娠と薬情報センターから主治医へ回答書を送り、主治医から相談者に説明します。

 

 

いずれの相談方法にもまずお申し込みが必要です。そのため、「質問したい」と思った時に即座に回答をもらうことはできません。

今すぐ解決したい質問は、かかりつけの医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

 

 

妊娠と薬情報センター

下記のホームページに相談方法やよくある質問が掲載されています。

http://www.ncchd.go.jp/kusuri/

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この記事の監修

湯川リウマチ内科クリニック 院長
日本リウマチ学会専門医・評議員
湯川宗之助

湯川リウマチ内科クリニック